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フリーマーケット 

Posted in New! by Administrator on the February 8th, 2011

前回のブログのアップから大変時間があいてしまいました。もう既に2011年も2月に突入し、あらためて時間が過ぎるのが早いなと感じさせられます。

さて、今日のブログはフリーマーケットについてです。私は子供の時から何故か古いものに興味があり、フリーマーケットに大変興味を持っていました。サンフランシスコ周辺にも毎月フリーマーケットが行われていて、私も暫くは友人にフリーマーケットジャンキーと言われるほど通っていました。一度などは早朝3時から始まるといわれるものに友人と一緒に行きましたが、懐中電灯をかざしながら、業者の人と思しき方達と同じようにこれから荷物を解こうかとしているブースで「どんなものを持っていますか?」「(その時探しているもの)を持っていませんか?」と尋ねながら周ります。フリーマーケットではその道の方々がとにかく他の人が探して持って行ってしまう前にと、早朝からのバトルを行っているのです。

私も最近ではもうそのように超がつくような早朝からフリーマーケットに出かけることはなくなりましたが、今でもあの手に汗を握るようなわくわくする気持ちはよく覚えています。そういえば、皆さんはなぜ「フリーマーケット」とよばれているのかご存知ですか?フリーは「タダ」と言う意味ではなく、「蚤」の意味です。確かに日本語でも「蚤の市」といいますよね。別に古いものだから「蚤」がいる訳ではないのでしょうが、古いまたは使われたものを売り買いすると言う意味でフリーマーケットと言うようです。


東京でもよく週末にいろんなフリーマーケットに出かけてみました。やはり世界共通のことなのか、フリーマーケットでお店を出している方も、何かを探しに来ている方もアメリカのフリーマーケットの方達とどこか似ています。数ある東京のフリーマーケットの中でも私は門前仲町の富岡八幡宮で行われているフリーマーケットがその規模と言い、集まっているものと言い、とてもレベルが高いと思います。古伊万里などの焼き物、日本刀や刀の鍔、浮世絵、古書、懐かしいおもちゃやキャラクターグッズなどなど、いろんなものが集まっています。そのお値段も様々で、それこそ何十万円もするようなお品から100円程度のものまで色々です。私がよく行く時間帯は11時ごろで、その頃にはもうその道の方で掘り出し物を探そうと言うような方は姿を消し、このフリーマーケットでお土産を探しているような外国人や買うと言うよりもフリーマーケットを見に来ている人が目立ちます。フリーマーケット(骨董市)と言うとなんとなくお年を召した方が多いように思われがちですが、最近のフリーマーケットはお店を出している方も買いに来ている方も若い方が大変目立ちます。特に若い方で、日本の着物や伝統的なものに興味を持っている方達が多く、またその方達のファッションもよく見るとその古い日本のものを上手に今風にアレンジして着こなしていたり使ったりしていて、面白いなと思います。

フリーマーケットはアメリカでは大変人気があり、よく掘り出し物が見つかったとかで話題になることもよくあります。アメリカのPBS(公共放送局)で人気のある番組の一つに「アンティーク・ロードショー」と言うものがあります。元々イギリスのBBCで同名の番組があり、それをアメリカ版にしたものです。ここではアメリカの色々な町でその周辺に住む人々が家のお宝や価値を知りたいものなどを持ち寄り、それぞれの分野の専門家達がその価値を教えてくれると言うものです。日本の「なんでも鑑定団」に似ているところもありますが、日本の番組のように「はずれ」のものを楽しく笑うと言うようなものではなく、殆どが何かしらの価値があり、びっくり!と言うようなものです(中にはその持って来たものについてよくリサーチをしていて、凄く自信のありそうな人が持ってきたものが実は「偽物」「レプリカ」というのもありますが)。また驚くものの中にはこのアンティーク・ロードショーが町であることが分かったのでそのために近くのフリーマーケットで数ドルで手に入れたものが、実は何万ドルもする宝だったというのもあったりして、フリーマーケットに行く人に夢を与えてくれたりします。

http://www.pbs.org/wgbh/roadshow/index.html

フリーマーケットで思ったのは確かに「お宝」とよばれるようなものではないですが、普通には見向きもされないようなものが飾り方や使い方で思わぬ素晴らしいインテリアのオブジェになったりすることの発見です。例えば皆さんは「シャビー・シーク」という言葉を聞いたことがありますか?シャビーとは英語のShabby-みすぼらしい・古めかしいでシークとはChic-粋な・しゃれたという意味です。これは元々アンティーク、骨董というと綺麗で美しいものが当然だったのですが、ペンキのはげかけた家具・建具を上手にインテリアにアレンジし、けっして綺麗な(整っている)ことだけが素晴らしいということではなく、古ぼけた感じではあるがそこに暖かさや優しさ・ノスタルジックさなどによさを見つけたものなのです。もともとはフランスのカントリー・アンティークで古い寂れた感じをインテリアデザインに取り込んだものから発生し、アメリカでもこれまではフリーマーケットでもジャンク品扱いされ新しいペンキを塗られるものだったものがかえって貴重、もてはやされるようになりました。


皆さんも今度是非お近くのフリーマーケットに出かけてみませんか?掘り出し物・自分だけがそのよさを分かる何かが見つかるかも知れませんよ。

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