kenjiyokoo.com Blog


Davis & Davis展オープニングレセプション

Posted in Uncategorized by Administrator on the November 21st, 2009

Davis & Davis展 夜景

Davis & Davis展 夜景

去る11月14日に以前にもお知らせしておりましたDavis & Davis展のレセプションパーティーを開きました。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、お陰さまで多くの皆様にご来場いただき、外のお天気を忘れさせるような熱気の中大変盛り上げていただきました。

会場ではDavis & Davisの「Childish Things」から5点、「Small Talents」より4点の作品を展示。来場いただいた皆様からはDavis & Davisの作品から感じられる印象やその撮影技術の面白さなどのトピックとともに、彼らのサイン入り「Childish Things」写真集の中の作品で今回は展示することの出来なかった作品にも大いに関心を抱いていただくことも出来ました。

Davis & Davis展は現在ご予約制により引き続き12月半ばまでご覧いただけます。また、「Childish Things」写真集(サイン入り、¥3,000/冊)も数に限りはありますがまだお求めいただけますので、ご興味のあられる方は是非ご連絡いただけると幸いです。

Davis & Davis展 展示風景

Davis & Davis展 展示風景

IMG_2840

アートコレクションの奨め

Posted in Uncategorized by Administrator on the November 3rd, 2009

皆さんは「アートコレクション」というコンセプトを考えたことがありますか?何も難しく考える必要はなくって、単にご自分の好きなアートを集める・所有することと思ってください。

私が常にお奨めしている「アートインベストメント」とは、このアートコレクションの方向性をもう少し将来性のあるものにしようというものです。「アート」作品に興味がある、またはすでに所有されている方ならお分かりになるかと思いますが、自分が好きなもの(自分に価値があるもの)を直にみたり、触ったりできることというのは心の癒しになります。それは例えば疲れて仕事から帰ってきたときにそのアートをみることによって気分転換になったり、そのアートを人にみてもらって自分が所有していることの喜びを感じたりすることだったりします。

まずはご自分が何に興味を持っているのか、何が好きなのかを考えてみて下さい。美術館、博物館、本、ウェッブ、色々なところに色々な「アート」が存在します。とにかくたくさんのものをみることをお奨めします。もし本やウェッブで見ただけであれば、今度は本物を見ることをお勧めします。やはり直にアートをみるのと間接的なメディアを通してみるのでは実際に感じるものが違うのがお分かりになると思います。

そのアートを通して感じるものとは何でしょう。製作したアーティストの情熱、喜び、悲しみ、またはご自分が直感的に感じるインプレッション、その時のご自分の気分、おかれている状況、それが思い出させる過去、または想像させる未来。アートを直接前にして感じるものは自分とアートとが作り出す貴重な瞬間だと思います。

そのような皆さんのアートが楽しむものだけではなく、金銭的にも価値が上昇していくものであればそのアートを所有することにさらに喜びが増すのではないでしょうか。アートは株、証券などの投資とは違い、価値がゼロになることはありません。所有することで毎日の生活をより豊かに出来るアートは素晴らしい自分自身への投資でもあるのです。

ただ、アート投資にも通常のストックマーケットと似ている部分もあります。それは、すでに価値が確立されていて安定しているもの(アートでいえばすでに名前の確立されたアーティスト)であったり、昨今のブームに乗って価値が上昇し続けているもの、上場したてでまだ価値の定まらないものまで、市場という意味では、証券であろうとアートであろうと相対的な価値が上下してしまうのは否めません。

とにかく、もしアートが好きな方が居られたら、まず自分のお好きなものを一度購入してみることだと思います。決して高価なものでならないのではなく、ご自分が好きで、この作品にならこれだけのものを費やすのは正しいと思えるものを購入してみるのです。アートは所有することで自分自身が持っている感性に本当にうったえる物となるのです。

前述のように、アート投資は金銭的な投資であると共に、自分自身への投資であるのだと思います。

「皇室の名宝展」に行ってきました1

Posted in Art exhibit by Administrator on the November 3rd, 2009

先日、上野の東京国立博物館で行われている「皇室の名宝展」に行ってきました。平日の午後3時とはいえ、やはり入場するには待ち時間があるくらいの混み様で、人々の関心の高さを物語っていました。この展覧会は御即位20年記念の特別展であり、一期と二期に分かれて皇室ゆかりの名宝をこれまでにない規模で見られるとあって、私も大変期待をして見に行きました。

唐獅子図屏風(右隻)

唐獅子図屏風(右隻)


最初に感動的な出会いであったのは狩野永徳の「唐獅子図屏風」でした。まずはその規模の大きさに圧倒されます。二頭の唐獅子の躍動感がその渦を巻く毛並み、隆々とした筋肉から伝わるのと同時に、金箔の背景が奥行きの深さとまた荒々しく描かれた山の壁面をして一瞬自分がどこにいるのかを忘れてしまうような屏風絵です。これは時の頂点に上り詰めた豊臣秀吉がその居を飾ったものとされ、秀吉に謁見する諸大名達は眩いばかりのこの屏風の前で、かの権力者の力を感じずに入られなかったのではないかと思いを馳せました。

次に驚きをもって思わず見入ってしまった作品は「萬国絵図屏風」。十七世紀初期に描かれたこの絵は、当時外国から入ってきた全く新しい絵の描き方を日本の絵師たちが日本絵の具で表現し、それは模写に近いものとはいえ、きっと自分たちは行くことのない遥か遠くの異国の情景や人々を描き出しているのです。今の我々が行ったのことない外国の国を思うのとは違う、情熱や憧れが伝わってきます。また当時この屏風絵を見た人々の驚きはいかなるものだったでしょう。

「南天雄鶏図」伊藤若冲、動植綵絵より

「南天雄鶏図」伊藤若冲、動植綵絵より


そして今回の展覧会の目玉である伊藤若冲の作品群が、ある意味、人々の熱気とともに目の前に現れます。鑑賞されておられる方々はまさにこの部屋の中でまるでラッシュ時の電車を思わせるような混み様の中、真剣なまなざしで見ておられます。人々は何をしてここまで若冲の絵に魅せられるのでしょうか。それは私も自分が初めて実物の若冲作品を見たときに「いったいこの絵を書いた人はどんな人なんだ」と思ったその驚きがそうさせるのかもしれません。若冲は色の魔術師のようです。細部にいたるまで書き込まれた生き物達。若冲の人まねではない自分らしさを出しつくした境地は対象物の構図、微細な部分へのこだわり、彩色の万華鏡とも言えるそのあでやかな色使い。これだけの数の若冲を一挙に見るのはある意味疲れました。そして思いは、この「動植綵絵」が本来寄進された相国寺において釈迦三尊像と共に飾られた様を想像するとその荘厳を感じた昔の人々はどのように感じ入ったかを想像するに難くないと思われました。
「西瓜図」 葛飾北斎

「西瓜図」 葛飾北斎


ある意味、この展覧会はあまりにもすごい作品が並びすぎていて、全部をきちんと鑑賞しようとすればとてつもない時間がかかるのではと思われます。近世の絵だけを見てもすでにかなりの時間を費やしてしまいました。その中にあって、私が大変気持ちを引かれた、あるいは癒されたと思う作品は実はこの近世絵画の最後の部屋の最後の展示物でした。葛飾北斎筆、「西瓜図」。浮世絵でよく知られた北斎の肉筆絵です。その作風はあくまでも静かな細密描写。空間の中に薄い西瓜の色がにじみ出た和紙の表現や、薄くきられて干された西瓜のなんともいえない涼しさ。ある意味素晴らしいコース料理を堪能した後に出された果物のような、本当に清々しい気持ちにしてくれました。

それでは、「近代の宮殿装飾と帝室技芸員」の部は、「皇室の名宝展」に行ってきました2に続きます。

Davis & Davis展

Posted in Uncategorized by Administrator on the November 2nd, 2009

すっかりご無沙汰いたしてしまっている間にすでに11月に入ってしまいました。

今日の東京は朝から寒い曇ったお天気です。やっぱり冬に一歩一歩と近づいている感じですね。

さて、今日はKFYAにて初めて行うDavis & Davis展 [Childish Things and Small Talents]のご紹介です。

Gator Baby

Gator Baby


アメリカで活躍するフォトグラファー、Davis & Davisはロサンジェルス在住のアーティストデュオ。彼らの代表的な作品を日本で初めて紹介する機会に恵まれました。彼らの作品はアメリカのメージャー美術館をはじめ数々のコーポレート・プライベートコレクションとなっており、特に今回紹介させていただく「Childish Things」、「Small Talents」シリーズはデービス&デービスの代表的な作品群であり、不可思議でまた残酷でもある子供の頃の夢のような世界を舞台化された設定で人形たちにスポットライトを当てて撮影されたフォトグラフ作品です。

以下、詳細です。

2009年11月14日(土)18:00-21:00(レセプション・パーティー)
11月15日(日)12:00-17:00
上記以外の日時は予約制となります。

kenji yokoo fine arts (KYFA)
108-0073
東京都港区三田1-1-12
パシフィックタワー麻布十番 2203