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アート投資について

Posted in Uncategorized by Administrator on the July 24th, 2009

最初にアート投資をしようと思っても、なかなか何をどういう風にしていいのか分からないとおっしゃる方は多いと思います。

ここではまず、アート投資というものを簡単に段階を踏みながら考えていきたいと思います。

アート投資を始めようと思われる方はまずご自分がどのようなアートに興味があるのかを考えてみて下さい。

単にアートといってもそのメディアは色々な物があります。例えば古代文明のアンティクイティー、西洋・東洋の古典的絵画、アンティークの家具、宝石、本、近代絵画、彫刻、モダンアート等々、古いもの新しいもの、ある意味、誰かがこれがアートであると思い、多くの人がそれに同意するのであれば、それはアートになり、またアートとして考えられていたものが時の流れとともに変わってしまうことさえあります。先に挙げたいくつかの例はあくまでもアートという範疇のごく一部のもので、アート自体は限りなく範囲が広いものであるとお考えください。

そんなに範囲が広いと何を選べばよいのか分からないとお考えになられる方は、私が先に述べたように、「自分が興味があるもの」ということを思い出してください。きっと、こういうものは前から気にかかっていた、なんとなく心が引かれたというようなアートの分野が何かしら思い浮かばれるのではないでしょうか。

それでは、ご自分が好きなアートカテゴリーがあったとして、今度はそれが果たして投資に向いているものなのかどうかを考えてみてください。投資であるということは将来的に価値が上がるであろうということですし、また、現状の価値がご自分が投資としてできる価格帯であるかということです。アート関係のお仕事をされている方々の中には、アートの価値が上がることを主眼にしてアートを購入するというのは間違っているといわれる方も多くおられます。ですので、ここではあくまでもアート投資を考えるということでのご提案であることをご理解ください。

アートの価値を「アート投資」ということに主眼を置いて金銭的なものではかるものとしましょう。安価なものであれば、それこそ子供のお小遣い程からでも買えるものから、著名オークションハウスで何十億、何百億円という値のつくものまで幅が広いものです。現状、ご自身がいくらぐらいまでアートに投資ができるのかを考えてみて下さい。現状お持ちである投資ポートフォリオを分析してみてください。それが不動産、金融商品だけである方は多いのではないでしょうか。投資に関してよく考えておられる方はポートフォリオの中身をリスク分散するために、いろいろな工夫をされておられます。

アート投資は他の投資とは根本的に違うことがあります。それは所有していることによりそのアートを楽しむことができることです。自分の好きなアートを身近に置くことにより日々の生活を豊かにすることができます。また所有するアートを通しお宅を訪ねられるご友人、顧客の方々との会話の話題にもなえます。またアートはブランド品や高級車とは違い良くない意味でのお金を持つことを見せびらかすようなことにはなりません。ご自分の趣味(テースト)を上手に表現することもできるのです。

また、アート投資は短期の投資ではなく中長期的な視野で見る必要があります。確かに現代美術(特に日本、中国、インド等の現代絵画)の中には数年で何倍、ある場合には何十倍にも価値が高騰することもありますが、通常は中長期間の保有で購入時の価格から上昇するのを待ちながら楽しむというのがアート投資の価値であると思われます。

アートマーケットとリターン

Posted in Uncategorized by Administrator on the July 15th, 2009

アート投資の可能性

アンティーク(骨董)への投資というものは以外にも単純なものです。自分の審美眼を信じ、その価値に対して支払いを行えばよいのです。イギリスの著名な骨董商、ジョン・シャウ氏はこのように説明します。

それはものの何分かの内に売却されました。斜めに椅子に腰掛けた男性の肖像画は1987年に176万ポンドで購入され、770万ポンドで競り落とされました。それはオーストリアの印象派画家、イゴン・シーエル(1890-1918)のオークションレコードを塗り替えるものでした。

この様なレベルの個別に行われるオークションの世界では、たとえばサザビーズでは迅速にまた売却主も購入者も名前を公表されることなく執り行われます。この例はマーケッティングの質と技術がうまく重なり合うことができれば、アート投資がいかに利益性を生むことができるかを物語るよい例です。

アート投資機会とリターン

投資リターンとして13年間のうちに600万ポンドを得ることはどのような投資の分野でも大変すばらしい結果です。長期的な所有は、その人の趣味の良さ、洗練性、美的センスのようないろいろな無形のもののつながりが交じり合って結果を生み出します。シエールは僅か28歳で亡くなっていて、このような肖像画は大変稀なものでありました。また、この売却はマーケットが盛り上がっている時に行われたこともこのような結果を出したことにつながっています。

しかし、アート投資は単に安く買い求め、高く売るだけの話ではありません。国際的なオークションの世界は、家具、銀製品、陶磁器、ガラス等々でそれぞれ異なるレベルで常に動いており、また映画のポスターからフットボールのパンフレット等というコレクタブルという世界は言うまでも無く急激な成長をしています。

とはいえ、サザビーズやクリスティーズにおける印象派やモダンアートのセールスはその年のオークションのハイポイントであり、上昇傾向のある市場に支えられてそのマーケットの健全性を示すものであります。

オークション購入によるアート投資機会

「投資はオークションにおいて大きな役割を果たします。それは将来性を考えずに巨額な購入をする人はいないからです。」とサザビーズで印象派のシニア・スペシャリストであるフィリップ・フック氏は語ります。「しかし、不思議なことに知識と洞察力を持つ人と絵画を好きな人は、一般的に結果的に良い投資を行っています。投資だけを目的にその絵画を好きでもなく購入している人は当初考えていたほどの利益を上げないことが多くあります。」

フック氏が言わんとしていることは「自分の興味あるものをやるべき」という古くからの真実に基づいています。1980年代に数多くの富裕層が単に投資目的のみで購入したものは1989-1990年に起こったマーケット崩壊で多額の資産喪失を生み出しました。

アート投資機会と追求

アートを購入する場合、上限を決め、それを守ることが大切である。オークションでそのときにのまれ追求してしまうことはいかにも簡単なことです。それはあなたが仮に競りに勝利したとしても、オークションの木槌が振り下ろされることが終わりではないからです。

通常、全てのメジャーなオークションハウスで購入した場合、購入者は「バイヤーズ・プレミアム」を支払う必要があります。例えば、サザビーズで行われるワイン、コイン、書籍のオークション以外では、競り落とし価格が1万ポンドまでが20%、5万ポンド台(59,999ポンド)までが15%、6万ポンドを超えるものでは10%となっています。

また、オークションで売却を行う場合、実際のオークションが行われる前に妥当な予想価格をセットします。これは購入しようとする人の目安になるもので、それ以上のものではありません。通常、予想価格の最低と最高額は以前に同様なものがいくらで売られたか等を良く知るオークションハウスの専門係員によりセットされます。

ここで注意することは、貧欲にならないということです。あなたはその商品が売られることを希望し、予想価格の最低から最高額の間で競り落とされることが成功なのですから。オークションハウスでは限度を超えた予想価格をつけることに固執した人が結局その商品を売れずに終わるという話は良く聞くことです。そうなるとこれは大変売りにくいものとなってしまいます。

アート投資の機会と海外

アートマーケットへ初めて足を踏み込む人は、特に海外に住む海外派遣社員の方は、その分野の専門的なディラーかアートエージェントに相談をすべきです。高額な投資を行うのにはそのリターンが6百万ポンドとは行かないまでも、大きなリターンを得るためにまた、投資期間中にこころよくアートを楽しんでもらうためにも当該分野で専門的な知識を持つものに相談して行うことが大切です。

アート投資マーケットについて

Posted in Uncategorized by Administrator on the July 15th, 2009

マーケット情報

こちらのコーナーでは、ニューヨークのオークションマーケットの過去25年から50年間の結果を、その他投資と比較ができるよう、リターン、リスクそしてその他投資の動きとの関連性を毎年毎にアップデートするものです。また、各四半期毎のトラッキングレポートは直近のマーケットがどのように推移したかをレポートするものです。さらに、このレポートにはお客様の皆様がご興味をいだかれるような過去数年間のマチスやピカソなどの投資価値パフォーマンスをニューヨークのオークションセールス結果を元にリサーチレポート致します。

2008年においてはすべてのアートマーケットインデックスにおいて約4.5%の減少を過去5年の年平均上昇率20%に対して初めて経験しました。しかしこの結果は同年におけるS&P 500の37%の減少(それは配当を無税で再投資しているものを含む)をはるかにアウトパフォーマンスするものでありました。直近過去五年、十年間のアートマーケットのコンパウンド・アニュアル・リターン(CAR)は、それぞれ11.7%、9.5%であり、またこれは米国株式市場の同時期、-2.2%、 -1.4%を上回るものです。しかしながら、2008年においてはアートまたはエクイティーマーケットのどちらもボンド、手形、ゴールドのリターンには及ぶものではありませんでした。ただ過去5年、10年間においてはアートマーケットはボンド、手形のマーケットリターンを上回り、ゴールドのみがアウトパフォーマンスをしたものでした。株式マーケットに注目すると過去25年ではアートマーケットをCARベースで1パーセント上まりますが、2008年の最悪のパフォーマンスは過去における大きなアウトパフォーマンスであるCAR5%がら現状のものにまで下げるものでもありました。しかしながら同期のアートマーケットパフォーマンスは1990年代以来初めて過去50年間ベースでCAR9.8%対9.2%と上回る結果となりました。